飛 翔 す る ヒ ョ ウ モ ン モ ド キ
秋 元 俊 夫
撮 影 場 所:広 島 県
撮 影 月:6 月
手厚い保全活動により広島県の一部でのみ命をつないでいるヒョウモンモドキ。キセルアザミが茂る明るい湿地の上を力強く飛翔する姿を撮影できた。ヒョウモンモドキを取り巻くいろいろな環境は厳しいが、いつまでも飛び続けてほしいものである。
ヒョウモンモドキ
タテハチョウ科
環境省レッドリスト-絶滅危惧IA類 国内希少野生動植物種
日本でもっとも減少したチョウのひとつ。かつては本州の主として関東から中部地方および中国地方の大きく2つのエリアに分布していたが、現在では、広島県の世羅台地の一部(世羅町および三原市)でわずかに見られるのみとなっている。生息地での環境整備(草刈りなど)やせら夢公園での飼育下繁殖などの保全活動が2000年頃より活発に行われており、生息状況の回復が期待される。
認定NPO法人
日本チョウ類保全協会
Japan Butterfly Conservation Society
Tel : 03-3775-7006
HP :https://www.savebutterflies.jp/
Copyright (C) 2008 日本チョウ類保全協会
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