アザミやヒメジョオンが咲く高原で、ウラギンヒョウモンに混じって少数のウスイロヒョウモンモドキが舞っていました。この写真には、ヒメジョオンで吸蜜しているウスイロヒョウモンモドキに別個体が迫る瞬間が写り込んでいます。吸蜜個体は迫ってくる個体に追い出され、まんまとヒメジョオンを奪われてしまいました。どうも求愛行動ではなかったようです。この場所では、ウスイロヒョウモンモドキはヒメジョオンでしか吸蜜せず、アザミで吸蜜するのはウラギンヒョウモンだけでした。2021年には、ここから150m程離れた別の場所でも確認しましたが、ウスイロヒョウモンモドキはヒメジョオンだけで吸蜜していました。
ウスイロヒョウモンモドキ
タテハチョウ科
環境省レッドリスト-絶滅危惧IA類 国内希少野生動植物種
日本でもっとも減少したチョウのひとつで、かつては中国山地に広く分布していたが、現在では、兵庫、岡山の数ヵ所で見られるのみとなった。草原環境が消失・悪化したことが減少の要因で、現在、保全活動が活発に行われており、生息状況が回復されることが期待されている。
認定NPO法人
日本チョウ類保全協会
Japan Butterfly Conservation Society
Tel : 03-3775-7006
HP :https://www.savebutterflies.jp/
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