残 雪 と 新 緑 の 渓 谷 に 舞 う 妖 精 － 北 ア ル プ ス の ク モ マ ツ マ キ チ ョ ウ －
清 水 晶
撮 影 場 所：長 野 県 ・ 富 山 県
撮 影 月：5, 6 月
南アルプスに比べアプローチが容易な生息地が多い北アルプス。多くの愛好家が訪れる人気ポイントではオレンジを囲んで楽しい撮影会が始まります。しかし、沢を詰め、雪渓を越え、辿り着いたガレ場に自生するミヤマハタザオの前でひたすら待つ、というのもこのチョウとの付き合い方。苦労が報われずフラれることもしばしばありますが･･･。
クモマツマキチョウ
シロチョウ科
環境省レッドリスト－絶滅危惧Ⅱ種：八ヶ岳･南アルプス亜種、準絶滅危惧：北アルプス・戸隠亜種
本州に分布し、主に標高1,000～2,000mの河原や崖地などに生息する。幼虫の餌はアブラナ科のハタザオの仲間で、これらの植物は洪水や土砂崩れ等の撹乱がよく起こる場所に生える。人為的な影響のない場所では安定してみられるが、砂防工事等が行われている場所では減少している。
認定NPO法人
日本チョウ類保全協会
Japan Butterfly Conservation Society
Tel : 03-3775-7006
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Copyright (C) 2008 日本チョウ類保全協会
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